代表メッセージMessage

お客さまに寄り添う「人」を起点に
モビリティの楽しさを創造し、
選ばれ続ける会社へ ―

100年に一度の大変革期の中でも、
お客さまに選ばれる理由は変わらない

トヨタモビリティサービスは、法人リース・レンタカーを軸としながら、これからの時代のモビリティサービスを通じて、お客さまのあらゆる「移動」を支えるために生まれた会社です。移動に関わる者として、お客さまの安全安心や、環境への配慮をどこまでも追求することは、決して妥協してはならない社会的な役割です。

一方で、私たちは、トヨタがその歴史を通して大切にしてきた「移動の楽しさ」をご提供する会社でもあります。

自動車業界は「100年に一度の大変革期」の只中にいます。自動運転やコネクティッドカーなどに象徴される、モビリティ社会を革新するテクノロジーは、これからも続々と登場することでしょう。

どのような時代であっても、私たちは、「移動の自由」という人間の根源的な欲求に応えていくことで、お客さまに喜ばれ、選ばれる会社でありたい。それが、私たちの信念です。

お客さまの笑顔を見たい。この思いが、私たちを突き動かすものであり、当社のモビリティサービスを進化させる原動力です。ひいては、カーボンニュートラルをはじめとする社会課題の解決にも寄与するものと、私たちは信じています。

“三方よし"を実現するため、あらためて「人」の価値を大切に

もう1つ、どの時代にも変わらないもの。それは、テクノロジーがどれほど進化しても、そのテクノロジーをお客さまのもとへお届けし、お客さまのお困りごとを解決するのは「人」であるということです。

トヨタモビリティサービスは、お客さま、社員、社会のすべてを幸せにする“三方よし"を企業理念に掲げています。その幸せをみなさまのもとへ運ぶのも、当社の従業員一人ひとりに他なりません。

お客さまからの信頼も、社会への貢献も、お客さまのお悩みに寄り添う従業員なしではかないません。自律的に行動し、挑戦を楽しみ、そしてお客さまの喜びを自身の喜びとする従業員の育成は、企業活動の原点だと思います。

非連続な変化に対応していく「柔軟性」が未来をつくる

未来を描くのが困難な時代であると言われており、自動車業界も例外ではありません。

今問われているのは、未来を見通すことではなく、あらゆる変化に備え、変化を乗り越えていく力だと言えるでしょう。個人としても、組織としても、過去の常識に縛られることなく、臨機応変に対応できる柔軟性こそが重要だと思います。

私たちはこの状況を、会社が成長するための好機としてとらえています。

お客さまと真摯に誠実に向き合うことで、新たな時代のニーズをつかみ、私たち自身もまた姿を変え、成長していく。そのような人間であり、企業であり続けたいと、私たちは願っています。

皆さまのご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申しあげます。

トヨタモビリティサービス
代表取締役社長
村上 秀一